屋根改修工事
カラーベストやカラートタン、亜鉛引鉄板、さらに陶器瓦、日本瓦など、古くなった屋根材を葺替るのではなく、洗浄し塗替えることにより、短時間・低コストで生まれ変わらせます。
CHECK 01
屋根改修工事の必要性
雨風などの厳しい環境にさらされ続けている屋根は、美しく塗替えるだけではなく、頑強さが求められます。カラーベスト・コロニアルは、強く軽量であるためアパートや戸建住宅を中心に使われている板状の屋根です。
※カラーベスト・コロニアルの改修時には、水の逆流を防ぐ「縁切り部材」の設置も必要となります。
カラーベスト塗装時の縁切り部材
「縁切り部材」とは?
本来、屋根材表面には雨水排出や通気性の確保を目的とした溝がついていますが塗装する際に塗料で溝を塞いでしまうと、屋根材の合せ目から浸入した雨水が排出されなくなり、屋根裏面に雨水が浸透し屋根下地の腐朽や雨漏りの原因になってしまいます。縁切り部材は塗装する前に溝に差込み塗料で溝を塞ぐのを防ぎます。
CHECK 02
屋根改修工事工程
1屋根足場組立
地上から手の届かない部分を工事するために設けるもので、鋼管や丸太を組んで足場板を渡します。
2高圧洗浄
屋根に付着している汚れを落とします。汚れた状態だと塗膜のノリが良くありません。
3下地処理
サビや塗膜の剥離を除去します。
4下地調整
主材を既存下地に密着させるための下地材です。
5縁切り部材
雨水排出や通気性の確保をする溝を塗膜で塞がないように縁切り部材を差込みます。
6サーモテクトR下塗り
いよいよ主材を塗装します。
7サーモテクトR上塗り
主材の2周目です。
8足場解体、片付け・清掃
最終確認が終わりましたら足場を解体します。足場がなくなると建物が美しくなったとより実感して頂けると思います。
使用する塗料
屋根用遮熱塗料
サーモテクトR
サーモテクトは温度の上昇の原因となる
赤外線を反射させることにより塗膜の温度上昇を緩和。

適用箇所
一戸建ての屋根、工場・倉庫・店舗・ 体育館などのスレート・トタン・
鋼板屋根・集合住宅・仮設住宅・商業施設・プラント・畜舎・車庫などの屋根